準引きこもりの言い分
樋口先生の論文で挙げられた「大学生における準ひきこもり」の特徴のなかで、私にあてはまるものはというと。
- 大学にはきちんときており、単位もしっかり取れている。
- おとなしくてまじめ。
- コミュニケーションが不要なのでレポートは得意。
- サークルなし、学校行事不参加。
- 他者とのかかわりを避けようとする傾向が強い。
- コミュニケーション能力が低い。
…とまぁ、引用するのが面倒になるくらいたくさんありました。
でもこれって、大多数の人に当てはまる広義の記述が多いんじゃないのかなぁ。インチキの占いでよくある、「あなたは他人に自分を認めてほしいと思ってるでしょう?」とかいう言い回しみたいに。
そして分からないのが、なぜポジティブ方面が全面的に賞賛されるのか。この「準ひきこもり」についても「良くない傾向」という方向で書かれているみたいですし。思えば小さい頃から、おとなしい、内向的、一人行動が好き、という私の性格を褒められたことは一度たりともなかった。「それでもいいよ」と言ってくれる優しい人はいたものの、「それでも」っていう表現から、一般的には、活発で、社交的で、協調性に優れた人間が一般的に求められるものなのだろうと、すぐに気づかされた。
私から見ても、後者のような明るい人は素敵だった。でもそれに当てはまらないのが、悪いことだとは思いたくなくて。んーなんだろな。結局、素敵だとは思うけど、自分がそうなりたいわけじゃないんです。できることならずっとこのままの性格でいたい。
「いやだなぁ」なんて思いながらも、協力しなきゃいけないときは和を乱したりすることはないし、必要最低限のコミュニケーションはとれるんですよ(主観では)。なんでそれじゃだめなのかなぁ。
なんか、自分に喝を入れるどころか自己擁護になってきた。長くなってきたので続きはまたこんど。